聖書

旧約聖書の神のあわれみ深さを示す聖句

一般に「旧約聖書の神は怖く、新約聖書の神(イエス・キリスト)は優しい」と言われますが、実際はどうでしょう。 旧約聖書の神様の優しさを表す聖句を上げておきたいと思います。 <旧約聖書の神様の優しさを表す聖句>出エジプト22:22~23 すべてのやもめ…

神様はなぜ、困っている人を助けようとしないのか?

誠の神様は、ある範囲までは、誰にでも助けを与えています(そもそも、神様の助けなしに生きている人間はいない)。 マタイ5:45b天の父は、悪い人にも良い人にも太陽を上らせ、正しい人にも正しくない人にも雨を降らせてくださるからです。 しかしそれ以上の…

カトリックでは死者に供え物をしたり、仏壇に手を合わせることは良いこと、とされている

以下、「カトリック教会の諸宗教対話の手引き(カトリック中央協議会)」P60~61より引用。 Q24【仏壇のお供え】仏壇に果物・お茶・お酒など故人が好んでいたものを供えてもよいでしょうか。A 故人に対する尊敬と愛情の表現として、これらを供えてもよいでし…

クリスチャンが冥福を祈ったり、焼香をしても良いのか?

カトリック教会では、神の御言葉・聖書に反し、ヒューマニズムに基いて以下のような「嘘(罪)」を教えています。「カトリック教会の諸宗教対話の手引き 実践Q&A」67ページ Q30【ほかの宗教の葬儀などへの参列】カトリック信者は、ほかの宗教の葬儀・命日・…

福音を聞く機会が与えらえずに死んだ人々、胎児・赤ん坊・幼児など・・・の救いについて

A.福音を聞く機会が与えられなくても、神様は全被造物によって、ご自身を啓示しておられるので、「にも拘らず、神様を求めなかった」ことが罪とされ、地獄で罰を受けます。 ローマ1:20神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造され…

胎児の保護に関する、ファイヤーバイブルの解説

「ファイヤーバイブル」とは、聖書本文は「新改訳聖書 第3版」ですが、聖霊派の神学に基づいた解説がついた、2016年に発売された注解付聖書です。 出エジプト記21:22~23の解説がとても良かったので、お分かちしたいと思います。 新改訳聖書 第3版では、以…

イエス・キリストの死・復活・昇天に関する預言(聖句)

✩旧約聖書での「復活」の預言詩篇2:7 「わたし(=イエス)は主の定めについて語ろう。主(=父なる神)はわたしに言われた。『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ。 使徒13:33(新約聖書での引用) 神は、イエスをよみがえらせ、それに…

異教徒は地獄行き、と神は、ほんとうに言われたのですか?

最近よく聞かれるのが、「聖書に〇〇と本当に書いてありますか?」「イエスは本当にそう言われたのですか?」という言い回しです。 例えば、 聖書に「異教徒は地獄行き」と本当に書いてありますか? 聖書に「座禅を組んで瞑想してはいけない」と本当に書いて…

聖書は一日何章読んだらいいか?

聖書は旧約が929章、新約が260章、合わせて1189章あります。 ということは、 一日1章ずつ読むと、1189日(3年3か月強)かかります。 以下、 一日2章ずつ読むと、595日(1年8か月弱) 一日3章ずつ読むと、397日(1年1か月強) 一日4章ずつ読むと、2…

「三位一体さえ信じていれば正統派」という嘘

多くのクリスチャン(牧師・信徒問わず)が、「三位一体を認めていれば正統的キリスト教であって、異端ではない」と思い込んでいます。 この考え方は、いつの間にか何者かに騙されているのです。聖書で「異端とは三位一体を否定する者である」とは定義されて…

「天国」「地獄」の聖書的段階について

一般に「天国」「地獄」という言い方をされますが、これはかなり大雑把な名称です。 厳密には、 ☆「天国」は3段階に分かれています。 ①「パラダイス」:死後キリスト信者が行くところ。楽園だが体はまだない。 ルカ 23:43 イエスは、彼に言われた。「まこと…

聖霊の3つの別体験(新生、満たし、賜物)と教派による対応の違い

聖霊なる神様はお一人ですが、信者にもたらす働きには、大きく分けて3種類あります。 ①内住(新生)・・・救いのために必要。人生で一度の体験(棄教しない限り、失われることはなく、持続される)。 聖書に書いてあるとおりに、罪を悔い改め、キリストを主…

なぜ善行によっては、天国へ行けないのか?

イザヤ 64:6 (新改訳)私たちはみな、汚れた者のようになり、私たちの義はみな、不潔な着物のようです。私たちはみな、木の葉のように枯れ、私たちの咎は風のように私たちを吹き上げます。 (リビングバイブル) 私たちはみな罪の毒に冒され、汚れきっています…

アメイジング・ジャーニー「神の小屋」に含まれる13の異端(ムービーガイド誌の翻訳)

アメイジング・ジャーニー「神の小屋」の異端性が、複数のクリスチャンから指摘されています。 私自身は原作本も映画も直接見てはいませんが、このような意見がある作品をキリスト教会が無批判で(または称賛して)受け入れている現状があるようで、それを危…

エキュメニズムは、現代のバベルの塔(大バビロン)

聖書が語り、神様が命じる一致は、「聖霊」による一致です。エペソ 4:3に「平和のきずなで結ばれて御霊の一致を熱心に保ちなさい。」と書いてあるとおりです。 一方、世の終わりになって盛んになっている、カトリックやエキュメニカル派が語る一致は、「ヒュ…

クリスチャンがすべき生き方は「自己犠牲」・・・イエス様が模範を示してくれたように

多くの教会、クリスチャンの間で、聖書の学びが「“自分の”知識的欲求を満たす」目的になってしまっているような気がします。 現実社会で役に立たない(他者のために実践しない)、「“自分の”頭の中だけの信仰」。 クリスチャンの生き方は、イエス様がされた…

キリスト教会で「クリスマス」をすべきか?

キリスト教会で「クリスマス」をすべきかどうか?賛否両論ありますので、以下に個人的な見解を述べさせていただきます。 キリスト教会での「クリスマス」の問題点 ①12月25日をイエス・キリストの「誕生日」と言うこと・・・この間違いは明らかなので、詐称し…

“牧師の都合に合わせた”教会形成&聖書解釈の間違い

プロテスタントでは、基本的に「聖書信仰(聖書はすべて原典において誤りなき不変の神の御言葉)」であり、聖書に忠実であるように心がけていますが、実際には、聖書よりもかなり「伝統」に従っています。 多くの場合「悪意」を持ってそうしている訳ではあり…

裁いてはいけませんか?

「裁いてはいけない(マタイ7:1)」という教えは、最も誤用(時には意識的に悪用)されている聖句です。 罪を指摘された人間が、自分の罪を自己弁護する”言い訳”として使われるケースがほとんどです。「裁いてはいけません、赦し合いましょう。」・・・カル…

2種類の「悔い改め」について

「悔い改め」には2種類あります。①本質的な罪(神様を信じないで、自己中心に生きること)に対する「悔い改め」・・・これは「人生の180度方向転換」を意味します。つまり「自己中心から神中心の人生へと、真逆方向へ完全に切り替えること」です。そしてこ…

教会に行く必要はあるか?洗礼を受ける必要はあるか?

洗礼(水のバプテスマ)について①聖書の中で「信じてバプテスマを受ける者は、救われます。しかし、信じない者は罪に定められます。(マルコ16:16)」と書かれているので、特殊な事情(病気やふさわしい教会が近くにない等)がない限り、洗礼は受けるべきで…

聖書を理解するのに、指導者や導く組織は必要でしょうか?

<聖書を理解するのに、指導者や導く組織は必要でしょうか?> 特別な人物や組織がないと、信者は自分で聖書を知ることは出来ないのでしょうか? ローマ・カトリック教会(ローマ法王/バチカン)、ものみの塔(統治体)、モルモン教会(ジョセフ・スミス)…

ペテロはローマ法王ではない(カトリック教会が実権を奪った経緯)

聖書に出てくる初代教会は「ローマ・カトリック教会」ではないし、ペテロはカトリック信者でも初代ローマ法王でもありません。ローマ・カトリック教会が実権を握っていった歴史的経緯を辿ってみます。 <初代教会=エルサレム教会&アンテオケ教会・・・聖霊…

聖書の教えに全く逆らっているカトリック教会

カトリック教会の教えが「聖書」に準じていると勘違いしていないでしょうか? カトリックの教えは、中心的な教義において、聖書に真っ向から反対するものです。 カトリックは聖書に従っているのではなく、聖書に反する「聖伝」というものに従っています。言…

オススメ聖書通信講座

聖書を知るためには、まずご自身で聖書(66巻)そのものを読むことが大切です。 その上で、学びをしたければ、以下の「聖書通信講座」をお勧めします。教団教派によって若干の解釈の違い等あるかもしれませんが、プロテスタントの基本的な福音主義に立った教…

本当に天国へ行けますか? 救いの確信、聖霊の内住について

「聖霊の内住」は文字通り「聖霊様が信者の心の中に住む」ことです。それは新生(ボーン・アゲイン)の証拠、救いの確証でもあります。 “聖書に書いてあるとおりに”、罪を悔い改めてキリストを唯一の救い主として、“明確に”信じた者に瞬時に与えられます。水…

行ってはいけないカルト教会の特徴

近年、通常のキリスト教会がカルト化傾向にあります。聖書を知らない人ほど惑わされてしまいますので、教会に行く前に自分でまず聖書を読むことをおすすめします。 聖書は信仰を持って「神様が自分(読者)に語りかけてくれている」と思って読むならば、神様…

キリスト教 宗派・教派・教団の違いと分類

最近キリスト教に興味を持つ方が、少しずつですが増えているように感じます。 キリスト者として嬉しいことですが、反面、一口に「キリスト教」と言っても、あまりにも差異があるので、困ってしまいます。 初めに、聖書の救い(罪の赦し、永遠の命)を約束(…

「十分の一献金」の間違いについて

現代のほとんどのプロテスタント教会で、(半ば強制に近い形で)推奨される「十分の一献金」は、本当に聖書的な教えでしょうか? 皆さんご存知のように、聖書には「旧約」と「新約」があります。旧約の教えの中で、新約においても引き継がれている教えはあり…

「イエス・キリストによる救いの知らせ(福音)」 未信者・求道者向けの要点

<イエス・キリストの福音「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから。」> 全ての人は死んだ後、神(創造主)から罰を受けます(火の池に投げ込まれ、そこで永遠に苦しみます)。なぜなら、人間に命を与え、日々恵み(太陽の光・熱、水、食物、酸素、あらゆ…