2種類の「悔い改め」について

「悔い改め」には2種類あります。

①本質的な罪(神様を信じないで、自己中心に生きること)に対する「悔い改め」
・・・これは「人生の180度方向転換」を意味します。つまり「自己中心から神中心の人生へと、真逆方向へ完全に切り替えること」です。そしてこれは「イエス・キリストを信じること」とセットです。キリストを信じずに、この「悔い改め」だけしても意味はありません。
また、人生において一回きりです。一度悔い改めたら、元に戻って(背教・棄教して)はいけません。元に戻ってしまったら、もう悔い改めのチャンスは与えられません(聖霊を冒涜する罪にあたるので)。

②日々の過ちに対する「悔い改め」
・・・これは、”神様を信じた後に”犯してしまう日々(個々)の罪に対する「反省と謝罪」及び「真っ直ぐな信仰に立ち返ること」です。つい嘘をついてしまったり、悪いことを考えてしまったり、ちょっと神様を疑ってしまったり・・・という罪に対してです。
この罪に対する悔い改めは、罪を犯したことに気づいたらその都度(できるだけ早く)行うべきものです。クリスチャンになっても「罪の性質」は残っているので、生涯何度も行うことになります。

 

①をせずに、②を行うのは一般道徳としては良いことですが、神様からの「赦し(救い)」や「罪に打ち勝つ力」が与えられないので、本質的な解決になりません。

 

また①の悔い改めだけ行って、②の悔い改めを行わないクリスチャンは、信仰的になんの成長も聖め(聖化)もありません。いつまでも赤ちゃん信者のままで、場合によってはそのまま信仰から落ちていきます(実質、少しずつ自ら信仰を捨てているようなものなので)。