キリスト教会で「クリスマス」をすべきか?

キリスト教会で「クリスマス」をすべきかどうか?賛否両論ありますので、以下に個人的な見解を述べさせていただきます。

 

キリスト教会での「クリスマス」の問題点

①12月25日をイエス・キリストの「誕生日」と言うこと・・・この間違いは明らかなので、詐称していることになります。

(どうすれば良いか)→言うならば「誕生記念日」にすべき。たとえ異教がルーツであっても、同じ日にキリスト教のお祭りをしてはいけない、とは言えないでしょう。

 

②過剰・異常な取り組み(お金・時間・労力をかけすぎ)・・・お金:クリスマス特別献金の要求。時間:数ヶ月~1年も前から準備開始。労力:教会員総動員で奉仕半強要。一回のみならず「子供クリスマス会」「青年クリスマス会」「婦人クリスマス会」「クリスマス礼拝」「クリスマスコンサート」等、教会によっては何回もやる。疲れ果てている教会員も多い。

(どうすれば良いか)→キリスト降誕を祝うことは、聖書的でも非聖書的でもない。いわゆる「無聖書的(聖書で良いとも悪いとも言っていない)」なので、個人の信仰の自由で行えば良い。教会(牧師)が強要してはいけない。

 

③「伝道のため」と言うが、ほとんど伝道になっていない・・・クリスマスに限った話ではないが、「伝道もどき」をやっている。「イエス・キリストの十字架による贖罪/福音の核心」を伝えないで、クリスマス集会への勧誘、賛美歌発表会、プレゼント交換、教会内での盛り上がりに終始している。いつまでたっても「家族」「友人」が対象で、福音を伝えるべき「(十字架の救いを聞いたことのない)すべての人」は無視されている。牧師も「あぁ、人が(教会堂に)来て良かった」で終わり。

(どうすれば良いか)→最低限、きちんとした「福音宣教」をすべき。

 

その他・・・クリスマス撲滅運動をしても意味はない。せっかくの伝道のチャンスを、あえて無にする必要はないでしょう。