カトリック教会が存続する理由は、神様がカトリックを「正しい」と認めたからではない

ローマ・カトリック教会が今も存在するのは、神様がカトリック教会を正しいと認めているから、と勘違いしている人たちがいるようです。

 

その理論で行くと、「ものみの塔」「モルモン教」「統一協会」が消えて無くならないのは、神様がそれらを正しいと認めているから、ということになります。

 

カトリック教会に限らず、「長く続いている」ことと「神の御前に正しい」こととは、何の関係性もありません。

また、「組織の大きさ(所属者・集会参加者の人数)」も同様です。集会の規模は、その集まりが「神の御前に正しい」と判断する根拠には、全くなりません。

 

正しいかどうかの判断基準は、「世間一般の支持率」「この世での成功」・・・などではなく「神の御言葉である聖書の教えに適合しているかどうか」です。

 

では、聖書の教えに全く逆らっているカトリック教会の存続理由は何でしょうか?

 

①何があろうとついて行くと心に決めた、バチカンの熱狂的信者がいる

自民党オウム真理教が悪行三昧やっても支持し続ける人がいるように、カトリック教会が悪行三昧やっても「変わらず支持し続ける人」が一定数います。

今でも、膨大な数の児童への性的虐待(&組織的隠蔽)が世界中で起こっていますが、被害を直接受けていない人たちにとっては、「さほど気にすることではない」のでしょう。


②地域との癒着
町ごと、州ごと、国ごとカトリック化しているので、今更その文化から離れられないようです。


③引き止め工作・改革パフォーマンスの成功
神様に対しては罪を悔い改めていませんが、世間に対して罪を認め、不都合な教義は表面上、引っ込めました。


④新しい信者の獲得
カトリック教会は昔から異教を巧妙に取り込んできましたが、さらにヒューマニズムへと拡大し、世の中の人のニーズに合わせるようにしたため、人々が入信しやすくなりました。


⑤幼児洗礼による信者獲得
カトリック家庭の赤ん坊に洗礼を授けることで、信じていなくてもカトリック信者にすることができます。

 

・・・間違った判断基準により、滅びを招かないようにしましょう。