カトリック教会におけるマリアの神格化。カトリックでは、マリアはイエスより偉い。

カトリックの聖人の中に「アルフォンソ(・デ)・リゴリ(アルフォンソ・リゴリオ)」という人がいます。


この人は「聖母マリアの栄光」という自著の中で以下のことを書いていますが、カトリック教会が聖人として彼を認めているということは、カトリックの公式見解と考えて良いでしょう

 

「ああ、マリアよ・・・三位一体は、御子のみ名についで、すべてのみ名にまさるこのみ名を、御身にお授けになった。そして、このみ名に、尊厳と力とを賦与なさって、天においても、地においても、地獄においても、すべての被造物が、このみ名を聞いただけで、これをあがめ、その前にひざを屈することをお求めになったのである。(p338)」

 

「すべてが、神ご自身さえも、マリアの権下にある。・・・これは、神は、マリアの祈りを、ちょうど命令のように、お聞きいれになる、という意味である。・・・神は、全教会をマリアのご保護のもとにお置きになるだけでなく、マリアの王笏と権力のもとにお置きになったのである。・・・このように、御母と御子とは同じ力を持つはずであるから、全能なイエズスは、マリアを全能になさったのである。(p226)」

 

「ときおりは、救い主イエズスのみ名を呼んで祈るよりは、マリアのみ名を呼んで祈った方が、もっと早く聞きとどけられる。・・・私たちは、多くのことを神に祈っても与えられず、マリアに祈れば与えられる。(p167-168)」

 

「私たちがマリアを天の門とお呼びするのは、天の門なるマリアを通らなければ、だれも、天国にはいることができないからである。(p197)」

 

「私たちの救いを、掌中ににぎっているのは、マリアである。・・・つまり、マリアが保護するものは救われ、保護しないものは亡びるのである。(p211)

 

 

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