最近よく聞かれるのが、「聖書に〇〇と本当に書いてありますか?」「イエスは本当にそう言われたのですか?」という言い回しです。
例えば、
聖書に「異教徒は地獄行き」と本当に書いてありますか?
聖書に「座禅を組んで瞑想してはいけない」と本当に書いてありますか?
聖書に「ヒューマニズムは罪」と本当に書いてありますか?
イエスは本当に「同性愛は罪」などと言われたのですか?
この質問に共通する“狙い”は、罪や罰の否定であり、受容です。つまり、
「異教徒のままでも天国に入れる」
「キリスト教に、座禅などの異教行事を取り入れても良い」
「同性愛を改めなくてもクリスチャンになれる」
と主張したいわけです。
創世記の蛇(サタン)にそっくりです。
創世記 3:1
さて、神である主が造られたあらゆる野の獣のうちで、蛇が一番狡猾であった。蛇は女に言った。「あなたがたは、園のどんな木からも食べてはならない、と神は、ほんとうに言われたのですか。」
これらの主張をする人々に、いくつかの聖句を上げてみせると、「『いきょうとはじごくいき』『どうせいあいはつみ』とは(そっくりそのまま)書いていない」とか「その時代の〇〇と現代の〇〇とは意味が違う。似ているだけ」というような屁理屈をつけてきます。
そもそも聖書に、いちいち時代・地域・文化等に合わせた用語を用いて、あれはダメこれは良いなどと個別には書いていません。
「おうむしんりきょうににゅうしんしてはいけない」
「えんじょこうさいはつみ」
「いんたーねっとで、あだるとどうがをみてはいけない」
・・・文字通りそう書いてなくても、聖書全体を読み、聖霊様によって神様のみこころを知っていれば、何が良いか悪いか、判別できるのです。
サタンとその従者の「誘惑」に騙されないようにしましょう。